染附陶板 Pottery plate, sometsuke
富本 憲吉/ KENKICHI TOMIMOTO
安堵の風景だろうか。家屋と共に木が見える。
風景を模様にした題材でも殊更劇的な題材ではなく、素朴な印象である。
他の題材がそうであるように、こうした細かな描写がある画題は次第に反復する中で簡素化し、「模様」としている。この図もそうした模様化を図る初期段階だったのかも知れない。
大正12年より陶印(途中より「富」の字)を毎年変えて、制昨年を明確にしていたが、本作はそれより前の作。印の下に「1920」(若しくは「1921」)とあり、大正9年(若しくは「大正10年」)34歳頃の作と分かる。
風景を模様にした題材でも殊更劇的な題材ではなく、素朴な印象である。
他の題材がそうであるように、こうした細かな描写がある画題は次第に反復する中で簡素化し、「模様」としている。この図もそうした模様化を図る初期段階だったのかも知れない。
大正12年より陶印(途中より「富」の字)を毎年変えて、制昨年を明確にしていたが、本作はそれより前の作。印の下に「1920」(若しくは「1921」)とあり、大正9年(若しくは「大正10年」)34歳頃の作と分かる。
お問合せ番号 No.KT-25
1.4cm
¥308,000-(税込/including tax)
1.4cm
¥308,000-(税込/including tax)