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箱
Box -
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サイズ
Size - 13.0 / H8.4㎝
売約済 / Sold
1960 年代中頃からの加守田先生の灰釉の仕事は、その後次々に進化する作品の根幹ともいえる土と造形の基礎となるものである。一見すれば何でもない碗形の姿であるが、少し内へ抱え込んだ口縁にかけての造形は実に鋭い。素地の魅力を残しながらも、僅かに灰釉を掛け、見込や側面に灰青色の美しい色を呈している。高台脇の力強い削りも見所。「章」の印。