鐘渓窯 木ノ葉碗 Tea bowl, Shokeiyo kiln
河井 寛次郎/ KANJIRO KAWAI
後年の打薬の技法や独創的な造形は、若い時代の中国古陶に対する徹底的な研究があってこそであろう。
本作は中国宋時代の吉州窯にみられる玳玻天目の技法を研究応用したもので、
黒釉の上に乳白色の釉を掛け、幾重にも混ざり合う釉調が複雑な景色を呈している。
大正十年頃の作品と考えられ、京都国立近代美術館の川勝コレクションに同手が所蔵されている。
高台脇に「鐘谿窯」の押印。
本作は中国宋時代の吉州窯にみられる玳玻天目の技法を研究応用したもので、
黒釉の上に乳白色の釉を掛け、幾重にも混ざり合う釉調が複雑な景色を呈している。
大正十年頃の作品と考えられ、京都国立近代美術館の川勝コレクションに同手が所蔵されている。
高台脇に「鐘谿窯」の押印。
河井紅葩識箱 / with box signed by Kawai Koha
12.4 / H4.3cm
売約済 / Sold
12.4 / H4.3cm
売約済 / Sold