備前三角茶入 Tea caddy, Bizen, Triangular shaped
金重 陶陽/ TOYO KANESHIGE
陶陽先生はいわゆる焼きなりの善し悪しだけでなく、成形前の土づくりに始まり、制作のあらゆる過程で常に土と対話し、かたちを吟味したといわれている。本作は三角という形をうまく使い、窯変、カセ、抜け、三面それぞれに違った表情を見ることができる。そこにさりげなく効かせた箆仕事が合わさり、陶陽先生らしく格調高い作品となっている。また肩が張って力強い印象の茶入だが、胴部分を少しシャープにすることで、どこか柔らかく洗練されている。底部に「ト」の彫銘がある。
お問合せ番号 No.TK-9
6.5 / H8.1cm
共箱 / with box signed by the artist
売約済 / Sold
6.5 / H8.1cm
共箱 / with box signed by the artist
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