Tea caddy 茶器

優れた古典に親しみ確固たる基礎を叩き込んだ後に、斬新かつ、芸術的なオブジェ的要素を含む作品を手掛けられている池田先生。

本作品は、竹筒を横に倒して作られ、畳付きに対し両側面が斜めに傾いた造りをしている斬新な作品。

周囲を七面となるように形作られ、その面ごとに、艶ある黒漆、金、象牙の生成りがバランスよく配置される。

象牙を惜しげもなく配した現代的な茶器は、一瞬にして心奪われるオブジェのような存在感となる。