秋の野より
◇お茶◇
堀井七茗園「県の杜」
◇お菓子◇
小男鹿本舗冨士屋「小男鹿」
◇器◇
長谷川清吉「宣徳 銘々皿 五」
中野欽二郎「粉引汲出」
秋の野の萩のしげみにふす鹿のふかくも人にしのぶころかな
藤原俊成『新後撰集』
鹿は、万葉のころから、秋の季語として萩と共に多くの歌に
詠われてきました。
四国・徳島の小男鹿は、子鹿の子斑を模して、その切り口に
小豆がちりばめられています。阿波特産の和三盆が醸し出す
ほのかな甘みを、宇治茶と共にお楽しみ下さい。
2014.10 | 喫茶去ブログトップ