伊羅保茶垸 銘「金剛蔵菩薩」 Chawan, irabo
田中佐次郎/ SAJIRO TANAKA
高麗茶碗の一種である伊羅保茶碗は、小砂が混ざった鉄分の多い粗い土を使ったもの。
その凹凸のある手触りから「伊羅保茶碗」という名称になったと言われている。
本作品も、様々な砂粒を含んだ土を薄く引き上げて作られたお茶碗の口は一部、土が千切れるような危うさを以ている。
銘に付けられた「金剛蔵菩薩」とは、堅固で絶対壊れることのない智慧を持ち、無尽の功徳を与える菩薩のこと。
明るい桑茶色(くわちゃいろ)の中に見え隠れする、白い砂粒や、鉄色に変化した黒い砂粒が、その菩薩の眩い輝きのようにも見えてくる。
お抹茶の色味も美しく映えそうな作品となっている。
その凹凸のある手触りから「伊羅保茶碗」という名称になったと言われている。
本作品も、様々な砂粒を含んだ土を薄く引き上げて作られたお茶碗の口は一部、土が千切れるような危うさを以ている。
銘に付けられた「金剛蔵菩薩」とは、堅固で絶対壊れることのない智慧を持ち、無尽の功徳を与える菩薩のこと。
明るい桑茶色(くわちゃいろ)の中に見え隠れする、白い砂粒や、鉄色に変化した黒い砂粒が、その菩薩の眩い輝きのようにも見えてくる。
お抹茶の色味も美しく映えそうな作品となっている。
お問合せ番号 No.S-29
13.8 / 13.0 / H7.5cm
共箱 / with box signed by the artist
¥440,000- (税込 / including tax)
13.8 / 13.0 / H7.5cm
共箱 / with box signed by the artist
¥440,000- (税込 / including tax)