刷毛目朝鮮土茶碗 Chawan, Hakeme (brush marks)
北大路 魯山人/ KITAOJI ROSANJIN
魯山人先生が調査をし持ち帰った鶏龍山の土には鉄分が多く含まれていた。
その黒い土を美しく見せるために白土を併用して装飾し、灰釉を掛けて作られた陶器が、三島茶碗を含む粉青沙器の特徴。
本作品も、内側に刷毛目、外側に彫三島の技法で装飾されている。
見込み側の刷毛目は、刷毛を持つ手をグッと内側に捻った形で起筆をし、すぐさま手のひらを返したような送筆を感じる。
また、外側の彫三島の下部には、白い化粧土をぐるりと刷毛で撫でることで、見込み側の刷毛目と一体となっている。
素地の鉄分の影響からか、白い化粧土が黄みがかった濃淡を持ち、古色のような深みを感じる。
高台は整った竹節型。高台脇に「魯」の押印。
その黒い土を美しく見せるために白土を併用して装飾し、灰釉を掛けて作られた陶器が、三島茶碗を含む粉青沙器の特徴。
本作品も、内側に刷毛目、外側に彫三島の技法で装飾されている。
見込み側の刷毛目は、刷毛を持つ手をグッと内側に捻った形で起筆をし、すぐさま手のひらを返したような送筆を感じる。
また、外側の彫三島の下部には、白い化粧土をぐるりと刷毛で撫でることで、見込み側の刷毛目と一体となっている。
素地の鉄分の影響からか、白い化粧土が黄みがかった濃淡を持ち、古色のような深みを感じる。
高台は整った竹節型。高台脇に「魯」の押印。
お問合せ番号 No.KR-27
共箱 with box signed by the artist
14.2 / 13.8 / H7.5cm
¥1,650,000(税込/including tax)
共箱 with box signed by the artist
14.2 / 13.8 / H7.5cm
¥1,650,000(税込/including tax)