絵唐津茶盌 Chawan, E-karatsu
加藤 唐九郎/ TOKURO KATO
一筆一筆の「ハネ」のように置かれた筆は、一番最初の点のみ口縁にかかってトントンと小気味よく施されている。
茶碗中ほどからは力を緩めたような一筋の線に変わり、正面と背面とで、全く印象の異なる鉄絵が施され、唐九郎先生の洒脱な見どころが詰まった面白い作品となる。
シンプルな鉄絵のラインには灰釉がかかり、しっとりと濡れるような潤いを感じる。
また、高台周囲には、あえて小さく鋭い箆で土を削り取ったような窪みがいくつか入り、軽快な造りとなっている。
箱書は一無斎。最晩年の作品となる。
茶碗中ほどからは力を緩めたような一筋の線に変わり、正面と背面とで、全く印象の異なる鉄絵が施され、唐九郎先生の洒脱な見どころが詰まった面白い作品となる。
シンプルな鉄絵のラインには灰釉がかかり、しっとりと濡れるような潤いを感じる。
また、高台周囲には、あえて小さく鋭い箆で土を削り取ったような窪みがいくつか入り、軽快な造りとなっている。
箱書は一無斎。最晩年の作品となる。
お問合せ番号 No.TK-12
15.0 / 14.3 / 高8.5㎝
共箱 / with box signed by the artist
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15.0 / 14.3 / 高8.5㎝
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