蹴地上天 Hanging scroll
河井 寛次郎/ KANJIRO KAWAI
陶芸だけでなく、木彫やデザインなど幅広い仕事をされている河井寛次郎先生だが、文章や言葉も同時に数多く残している。
特に戦時中は作陶が難しくなり、言葉による表現が重要になっていた。短い詩句は詩的な要素を持ちながら禅語のような真理を捉え、書の作品やその後の陶芸作品では筒描きによって絵と共に模様のように描かれることも多い。次第にそれらの言葉は助詞などが省略され、漢字数字の造語と変化している。「地を蹴り、天に上る」という意味だろうか、筆の弾力を十分に活かし、特に「蹴」の躍動的な筆の運びは秀逸である。
特に戦時中は作陶が難しくなり、言葉による表現が重要になっていた。短い詩句は詩的な要素を持ちながら禅語のような真理を捉え、書の作品やその後の陶芸作品では筒描きによって絵と共に模様のように描かれることも多い。次第にそれらの言葉は助詞などが省略され、漢字数字の造語と変化している。「地を蹴り、天に上る」という意味だろうか、筆の弾力を十分に活かし、特に「蹴」の躍動的な筆の運びは秀逸である。
お問合せ番号 No.KK-9
紅葩箱 / With box signed by Kouha
本紙(Artwork) 67.0 / 32.7cm
軸装(Total Size) 163.5 / 55.2cm
¥880,000-(税込/including tax)
紅葩箱 / With box signed by Kouha
本紙(Artwork) 67.0 / 32.7cm
軸装(Total Size) 163.5 / 55.2cm
¥880,000-(税込/including tax)