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塩釉色差香爐 Insence Container, Salt glaze, Colored brush painting

濱田 庄司/ HAMADA SHOJI
  • 塩釉色差香爐
塩釉は、釉薬の代わりに塩を使う特殊な施釉技法。

素焼きの作品にコバルト釉や灰釉をのせたものを高温焼成し、火を止めてから窯の外部より食塩を投入します。高温となる窯の内部では、投入した食塩が蒸気化し、硝子化することにより特有の美しい艶が生まれます。

塩釉は、13世紀のドイツで生まれた技法ですが、濱田先生が日本で初めて手掛けたとされています。

本作品も、小さな三つ脚がついたシンプルな形の香爐ですが、大胆に入ったコバルトと鉄の筆が鮮やかでリズムに乗って跳ねるような空気感を纏っています。

三つ脚の中心には貝の跡目もあり、嬉しい窯の痕跡が残る。
お問合せ番号 No.HS-37
11.2 / H8.0cm
共箱 / With a box signed by the artist
¥495,000(税込/including tax)

濱田 庄司 作品一覧