盃 Sake cup
加守田 章二/ SHOJI KAMODA
1978年 東京の個展の際、本作の類品が出品された記録が残されている。
その時出品されていた先生の代表的な作品の一手である総象嵌と呼ばれている灰白色の素地に縞文の色彩が全体を覆う作品と同じく、外側を一周するように彩色されているが、素材は全く異なるものを使用されている。この真っ白の磁器風の素地に同様の彩色を施した作品は、盃以外に見ることがない。青、辰砂、黒、黄に白い素地がうっすら透けるような淡い色彩がとても愛らしい。高台の削りは、ちりめん皺がでるほどにザックリとしていて、彩色の部分との対比が面白く魅力的な作品。高台内に「章」の彫銘がある。
箱書には、六角形の中に章、そして朱の拇印を押す。
その時出品されていた先生の代表的な作品の一手である総象嵌と呼ばれている灰白色の素地に縞文の色彩が全体を覆う作品と同じく、外側を一周するように彩色されているが、素材は全く異なるものを使用されている。この真っ白の磁器風の素地に同様の彩色を施した作品は、盃以外に見ることがない。青、辰砂、黒、黄に白い素地がうっすら透けるような淡い色彩がとても愛らしい。高台の削りは、ちりめん皺がでるほどにザックリとしていて、彩色の部分との対比が面白く魅力的な作品。高台内に「章」の彫銘がある。
箱書には、六角形の中に章、そして朱の拇印を押す。
お問合せ番号 No.SK-16
共箱 / With box signed by the artist
6.2 / H3.6cm
¥2,750,000(税込/including tax)
共箱 / With box signed by the artist
6.2 / H3.6cm
¥2,750,000(税込/including tax)