-
箱
Box -
共箱
With a box signed by the artist -
サイズ
Size - 7.0 / H6.1cm
売約済 / Sold
柳宗悦先生や富本憲吉先生、濱田庄司先生らと交流し、民藝の思想に共感したリーチ先生。日本で陶芸を学び1920 年にはイギリスのセント・アイヴスに日本式の登り窯を築いた。この作品は1969 年と箱書にあり、晩年の作である。薄く青味を帯びた白磁の合子で、独楽のような形をしている。内部は丸く削られているため、上下の部分に厚く土が残り、どっしりとした安定感がある。蓋には四弁の花が彫られており、溝に釉薬が溜まることで模様が浮かび上がっている。高台や合わせ部分の造りは日本的な造形をしており、かつて日本で学んだ技術が息づいている。高台脇にセント・アイヴスのリーチ・ポタリーと「BL」の押印。