茶盌 Tea bowl
川喜田 半泥子/ HANDEISHI KAWAKITA
合わせ土を嫌い、単味の土で作陶することを好んだ川喜田半泥子先生。全国各地の土を用い、時には轆轤の仕事には向かない土でさえもその土味をどのようにして生かすかを考え、作品を作られていた。肌理の細かな土には小石が多く含まれたままで、所々にその顔を覗かせ全体に変化を与えている。特に口縁の部分は小石を噛んだまま轆轤をひくことで生まれた凹凸が見所となっている。たっぷりとした見込の茶碗だが比較的薄造りで、手取りは心地よい。しっかりと使い込み育つのを愉しみたい茶碗である。
お問合せ番号 No.HK-5
共箱 / with box signed by the artist
11.8 / H10.0cm
価格はお問合せ下さい / Please inquire about the price
共箱 / with box signed by the artist
11.8 / H10.0cm
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