備前盃 Sake cup
金重 素山/ SOZAN KANESHIGE
緩やかな曲線を描く口造りには、黄色の灰が静かな雲が風に乗ってきたようにふわりと掛かる。
胴には細かな轆轤目が残り趣を出している。
見込みには黄色いゴマが美しく散る。
高台は小気味良く削られ、優しい作品の足元を引き締めて優媚な造形となっている。
昭和27年京都の亀岡から昭和39年に備前に戻るまでの12年間の間に様々な釉薬物を手掛けたことを生かし、備前にはないほんわりとした柔らかさがある。
胴には細かな轆轤目が残り趣を出している。
見込みには黄色いゴマが美しく散る。
高台は小気味良く削られ、優しい作品の足元を引き締めて優媚な造形となっている。
昭和27年京都の亀岡から昭和39年に備前に戻るまでの12年間の間に様々な釉薬物を手掛けたことを生かし、備前にはないほんわりとした柔らかさがある。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
売約済 / Sold
7.2/h4.4cm
売約済 / Sold
7.2/h4.4cm