紅志野茶碗 Tea bowl ,Beni-Sino
加藤 亮太郎/ RYOTARO KATO
力強い印象のお茶碗は、大きく大胆に削られた形故だろうか。
軽く温かな藻草土の上には志野釉がたっぷりと掛けられ、その鋭利な削りを緩和さると同時にカリッと焼けて大胆な縮れが愉しめる。
釉をかけた際の指痕や指で拭ったような個所が随所に見られるのも面白い。
迫力ある外見に対して、ふっくらと緩やかな山を描く口造りや、見込みの穏やかな轆轤目が目に優しい。
見込みに見える白い釉の溜りが、太陽に照らされた砂浜に打寄せる波のように見えてくる。
耳を澄ますと静かに波の音が聞こえてきそうだ。
軽く温かな藻草土の上には志野釉がたっぷりと掛けられ、その鋭利な削りを緩和さると同時にカリッと焼けて大胆な縮れが愉しめる。
釉をかけた際の指痕や指で拭ったような個所が随所に見られるのも面白い。
迫力ある外見に対して、ふっくらと緩やかな山を描く口造りや、見込みの穏やかな轆轤目が目に優しい。
見込みに見える白い釉の溜りが、太陽に照らされた砂浜に打寄せる波のように見えてくる。
耳を澄ますと静かに波の音が聞こえてきそうだ。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
14.2/13.6/H8.7㎝
売約済(sold)
14.2/13.6/H8.7㎝
売約済(sold)