色絵白梅茶盌 Tea bowl, White porcelain, Overglazed enamels and gold
楠部 彌弌/ KUSUBE YAICHI
楠部彌弌先生は、伝統と現代をどう結合していくか個性的創作を終始試み、独自の世界観をつくりだした巨匠である。日本陶芸の「近代」を確立した富本憲吉先生とならぶ、先駆者といえるだろう。
この茶碗は、仁清の風合を醸しているが、創意をふくんだ装飾的な色絵であることが解る。
やわらかな御本手に質感のある金泥、そして花と蕾を白釉、咢は青、幹は古枝と新枝を紫と緑、色彩と斬新なデザイン感覚で春霞の中に美しく咲く白梅を表現されたのである。
高台内に「彌弌」の印。
この茶碗は、仁清の風合を醸しているが、創意をふくんだ装飾的な色絵であることが解る。
やわらかな御本手に質感のある金泥、そして花と蕾を白釉、咢は青、幹は古枝と新枝を紫と緑、色彩と斬新なデザイン感覚で春霞の中に美しく咲く白梅を表現されたのである。
高台内に「彌弌」の印。
11.8 / H6.7cm
共箱 / with box signed by the artist
売約済 / Sold
共箱 / with box signed by the artist
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