茶入 朱牙蓋 Tea caddy
池田 巖/ IWAO IKEDA
父である二代目池田瓢阿のもとで、優れた古典に親しみ確固たる基礎を叩き込んだ。
40代の頃より伝統の様式に囚われない独自の世界を築き始めた池田巖先生。
本作品も、印象的な涙型象牙の蓋に金漆が施され、衣を纏ったかぐや姫の襟元のようにも、竹の中が仄かに輝いたという灯のようにも見えてくる。
竹の節をそのまま生かした畳付きは、不均等な円を描いている。
また、見込みも竹節の凹みをそのまま残していて斬新で面白い。
素材を生かしきり、尚、造形的に美しく変換する研ぎ澄まされたその美的感覚に感嘆を覚える逸品となる。
印象的な一席となるに違いない。
40代の頃より伝統の様式に囚われない独自の世界を築き始めた池田巖先生。
本作品も、印象的な涙型象牙の蓋に金漆が施され、衣を纏ったかぐや姫の襟元のようにも、竹の中が仄かに輝いたという灯のようにも見えてくる。
竹の節をそのまま生かした畳付きは、不均等な円を描いている。
また、見込みも竹節の凹みをそのまま残していて斬新で面白い。
素材を生かしきり、尚、造形的に美しく変換する研ぎ澄まされたその美的感覚に感嘆を覚える逸品となる。
印象的な一席となるに違いない。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist)
1,200,000円(税別)
6.0/5.5/H8.6cm
1,200,000円(税別)
6.0/5.5/H8.6cm