青瓷洗 Bowl
伊藤 秀人/ HIDEHITO ITO
洗とは、中国器形の名称。
口径に対して高さが低く、口が開いたものを言う。
洗という語は周時代から漢時代にかけて編纂された「儀礼」に見え、盥の類と解されている。
しかし、洗と自銘する例はなく、実態は不明。
北宋時代の「考古図」は3点の青銅器を洗とし、以降、その特徴を持つ青銅器と青磁が『洗』と呼ばれるようになった。
本作品は口径17.8㎝と小振りではあるが、緊張感ある薄造りの洗練された形、釉の色合い、柔らかく入る貫入、裏を返した時の小さな目跡、全てが美しく心を静めます。
水を張ると、より一層清らかな美しさを増しそう。
口径に対して高さが低く、口が開いたものを言う。
洗という語は周時代から漢時代にかけて編纂された「儀礼」に見え、盥の類と解されている。
しかし、洗と自銘する例はなく、実態は不明。
北宋時代の「考古図」は3点の青銅器を洗とし、以降、その特徴を持つ青銅器と青磁が『洗』と呼ばれるようになった。
本作品は口径17.8㎝と小振りではあるが、緊張感ある薄造りの洗練された形、釉の色合い、柔らかく入る貫入、裏を返した時の小さな目跡、全てが美しく心を静めます。
水を張ると、より一層清らかな美しさを増しそう。
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
売約済:Sold
17.8/H6.1
売約済:Sold
17.8/H6.1