灰釉茶盌 Tea bowl, Ash glaze
濱田 庄司/ HAMADA SHOJI
たっぷりと厚みを持って掛けられた釉や、大胆な柄の運びや色遊びをされた作品が多い中、ひっそりと佇むお茶碗。
背の低い樽型に引き上げられた胴には、優し気な自然釉の灰による山葵色のような淡く濁った黄緑色が掛かっている。
少し張り出した腰の部分や、釘彫された草花文、見込みには釉が溜まり、美しい色を成す。
草花文の彫の流れもまた、巧みな筆使いに似て、何とも言えない抑揚があり、穏やかな空気を纏う大変珍しい作品。
背の低い樽型に引き上げられた胴には、優し気な自然釉の灰による山葵色のような淡く濁った黄緑色が掛かっている。
少し張り出した腰の部分や、釘彫された草花文、見込みには釉が溜まり、美しい色を成す。
草花文の彫の流れもまた、巧みな筆使いに似て、何とも言えない抑揚があり、穏やかな空気を纏う大変珍しい作品。
お問合せ番号 No.HS-35
12.6 / H9.7cm
共箱 / With a box signed by the artist
売約済 / sold
12.6 / H9.7cm
共箱 / With a box signed by the artist
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