仿嘉靖黄地赤彩魚藻文角皿 Sqaure plate with fish and water plants design, yellow glaze under red enamel, Jiajing style
加藤 土師萌/ HAJIME KATO
本作もやはり嘉靖年間の景徳鎮で作られた「魚藻文壷」を本歌とし、その部分を「黄地紅彩」の技法を用いて角皿に表したもの。特に中央の魚は黄釉、輪郭の濃い赤釉、淡彩の赤釉の重なりが深みのある釉調を生み出している。箱書には昭和27年(1952)にこの技法で無形文化財として指定を受けた部分的応用の記録作品の一つであると記されており、本作の同手とNo.20、No.22の角皿のそれぞれ同手が「黄地紅彩」の工程見本として文化庁に納められている。
裏には四方の側面に魚藻文と、高台内に本歌の「大明嘉靖年製」を模して染付銘で「土師萌製」とある。
裏には四方の側面に魚藻文と、高台内に本歌の「大明嘉靖年製」を模して染付銘で「土師萌製」とある。
お問合せ番号 No.HK-15
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
19.0 / H3.4cm
¥2,200,000(税込/including tax)
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
19.0 / H3.4cm
¥2,200,000(税込/including tax)