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色絵有平縞文湯呑 Tea cup, iroe

北大路 魯山人/ KITAOJI ROSANJIN
  • 色絵有平縞文湯呑
  • 色絵有平縞文湯呑
陶芸で縞模様といえば「間道文」「木賊文」「有平文」などが古くから使われてきた。
とくに桃山時代から織物で多く使われてきた間道文。
利休が唐物茶入の仕服にも使ったことで名物裂として茶人の好みとなっている。

この間道文を好んで作品に取り入れた魯山人先生。
織部や染付、色絵、絵瀬戸などで、子持ち間道も好んだ。

本作品は、赤、青、茶の縞が間隔をあけて配置され、それぞれに、太い線と細い線が並んだ子持ち間道となった縞模様。

「有平縞」(あるへいじま、ありへいじま)とは、安土・桃山時代に伝わった南蛮菓子で砂糖を煮て作られたキャンディーのアルヘイ(アリヘイ)糖が赤、白、青とカラフルな組み合わせだったことから、その配色の縞柄を「有平縞」と呼ぶようになった。

軽快で手に取りやすい作品となっている。

高台内には「ロ」のサインが入る。
お問合せ番号 No.KR-92
7.6 / H9.2cm
陶々菴箱(with box by Toto-an)
¥550,000-(税込 / including tax)

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