炻壷 Vessel, Stoneware
加守田 章二/ SHOJI KAMODA
1968 年、加守田先生が工房に選んだ場所は盆地である遠野の中央の山、瓦を焼いていた 練土山の近くであった。
炻器と名付けられたその風合は、岩のようにざらついて、土の生な雰囲気を醸し出してい る。
本来、単調になりやすい土の表情を、化粧土を施し焼成後掻き落としたり、酸化鉄を 塗って変化させたりと、渋みのある景色深いものにした。
それは、苔むし、風化した恰も石仏のような佇まいである。
1970 年に発表され強烈な印象を示した曲線彫文の文様が肩口に使われている。
畳付きに「章」の彫銘。
炻器と名付けられたその風合は、岩のようにざらついて、土の生な雰囲気を醸し出してい る。
本来、単調になりやすい土の表情を、化粧土を施し焼成後掻き落としたり、酸化鉄を 塗って変化させたりと、渋みのある景色深いものにした。
それは、苔むし、風化した恰も石仏のような佇まいである。
1970 年に発表され強烈な印象を示した曲線彫文の文様が肩口に使われている。
畳付きに「章」の彫銘。
お問合せ番号 No.SK-11
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
売約済/Sold
16.3 / H15.4cm
共箱(With wood box titled, signed and sealed by artist.)
売約済/Sold
16.3 / H15.4cm