粉青瓷大鉢 Large bowl, celadon
岡部 嶺男/ MINEO OKABE
1962年の暮、試験品に青瓷風の作品が現れる。これが嶺男先生の青瓷探求への始まりとなった。その後青瓷の研究と制作に心血を注ぎ「嶺男青瓷」と称される素晴らしい作品の数々が生まれた。晩年まで青瓷を手掛けられていたが、粉青瓷は特に1970年前後に優品が残され、その色は「雨過天青」と呼ばれる雨上がりの澄んだ青空のような色へ近づいていく。本品は深さのある大鉢である。全体に入る貫入には紅殻が擦り込まれ、赤く色付いている。高台の造りや優美な曲線は嶺男先生の轆轤技術の高さを示す。
お問合せ番号 No.MO-26
共箱 / with box signed by artist
27.0 / H11.6cm
¥5,500,000(税込/including tax)
共箱 / with box signed by artist
27.0 / H11.6cm
¥5,500,000(税込/including tax)