茶杓 銘 火の神 Tea scoop ‘Hi no Kami’ (the God of Fire)
荒川 豊藏/ TOYOZO ARAKAWA
昭和八年、穴窯を築き独立するも、理想的な志野・瀬戸黒をたやすく焼くことはできなかった。
名品を生み出した三十年、四十年代になるまで、どれだけの試行錯誤くりかえしたことであろう。 土などの素材がよくても、作り手の技量があったとしても、最後には、焼くという過程が残される。 特に不安定な穴窯などでは、どう火を操るかが肝になる。 豊藏先生がどのようなことを想い、この銘をつけられたのか、なにやら感慨深いものがある。
共箱・共筒にはそれぞれ、「銘 火の神 ト云う 無田陶人作 斗」「火の神 無 斗」と記されている。
出品:「人間国宝 荒川豊藏展」2007年 岐阜県立美術館他
名品を生み出した三十年、四十年代になるまで、どれだけの試行錯誤くりかえしたことであろう。 土などの素材がよくても、作り手の技量があったとしても、最後には、焼くという過程が残される。 特に不安定な穴窯などでは、どう火を操るかが肝になる。 豊藏先生がどのようなことを想い、この銘をつけられたのか、なにやら感慨深いものがある。
共箱・共筒にはそれぞれ、「銘 火の神 ト云う 無田陶人作 斗」「火の神 無 斗」と記されている。
出品:「人間国宝 荒川豊藏展」2007年 岐阜県立美術館他
お問合せ番号 No.TA-4
共筒・共箱 / with box and container signed by the artist
18.2 / W1.1cm
売約済 / Sold
共筒・共箱 / with box and container signed by the artist
18.2 / W1.1cm
売約済 / Sold