【池田巖展】Exhibition of Ikeda Iwao
開催期間:2015年10月5日(月) ~ 2015年10月12日(月)Exhibition : October 5 to October 12, 2015
池田巖先生は1940年二代池田飄阿のご長男に生まれて竹工芸の指導を受け、1960年にきゅう漆の赤地友哉(人間国宝)に師事し、1963年には東京芸大漆芸科に入学、1965年には蒔絵の松田権六(人間国宝)に師事いたしました。また少年期からお茶に親しみ研究を重ね茶杓、棗、嵯峨棗、香合などの本を次々に上梓されます。
ご専門としているお茶道具だけでなく先生の眼と見識は世界中の古美術から現代美術にも審らかなのにはいつも敬仰しております。
その池田巖先生が創作家として選ばれた素材は「竹」と「漆」。竹のしぼや節、割裂に造形の創意を得ながら主に黒漆と朱漆と金銀溜を用いて竹の清さと生命力を表現されています。
「竹の生命力、この勢いが私の創造の力をぐいぐいと押し上げ広げてくれる。竹こそ私の芸術の源泉となっている」
そうした芸術活動は2008年に菊池寛実記念智美術館で開催された「漆、新しき経験 池田巖展1960ー2008」、2012年には東京近代美術館工芸館にて開催された「現代の座標 工芸をめぐる11の思考」の後、2013年から2014年にはドイツのベルリン国立東洋美術館、ミュンスター漆工芸美術館、ポーランドのクラフク日本美術技術博物館において回顧展が開催され欧米の方々にも大きな注目を集めました
この度、魯卿あんで開催させていただく展示会は国内でヨーロッパでの回顧展後初めてとなります。
花入、茶器、茶杓に加え、久しぶりに水指をご出品いただく予定となっております。
是非ともご高覧いただけますようお願い申し上げます。
作品No.1 花入
10.0/6.0/高45.8cm
1,400,000円(税込/including tax)
作品No.2 花入
9.0/高37.3cm
1,400,000円(税込/including tax)
作品No.3 花入
11.2/高36.5㎝
1,500,000円(税込/including tax
作品No.4 花入
18.0/9.0/高32.0㎝
1,500,000円(税込/including tax)
作品No.5 水指
作品No.6 水指
作品No.7 茶器
5.8/5.6/高8.7cm
700,000円(税込/including tax)
作品No.8 茶器
8.0/高7.7cm
900,000円(税込/including tax)
作品No.9 茶器
9.2/7.3/高7.0cm
1,000,000円(税込/including tax)
作品No.10 茶器
7.0/6.2/高9.5cm
1,000,000円(税込/including tax)
作品No.11 茶器
6.5/高11.0cm
900,000円(税込/including tax)
作品No.12 茶杓
18.0cm
450,000円(税込/including tax)
作品No.13 茶杓
19.8cm
400,000円(税込/including tax)
作品No.14 茶杓
19.8cm
400,000円(税込/including tax)
作品No.15/16 蓋置
(No.15/左)5.3/高5.8cm
(No.16/右)6.5/高5.8cm
@250,000円(税込/including tax)
作品No.17 蓋置
5.7/高5.6cm
300,000円(税込/including tax)
作品No.18 蓋置
7.0/3.3/高5.7cm
300,000円(税込/including tax
※この展示会は「しぶや黒田陶苑」ではなく、京橋「魯卿あん」にて開催しております。 魯卿あん:東京都中央区京橋2-9-9 ASビルディング1F 11:00~18:00 会期中無休 電話03-6228-7704
※ ご紹介しております中には、ご売約戴いている作品もございます。