【山口長男とやきもの展】Exhibition of Yamaguchi Takeo & Pieces of pottery
開催期間:2016年2月5日(金) ~ 2016年2月9日(火)Exhibition : February 5 to February 9, 2016
日本における抽象絵画の先駆者の一人と言える山口長男先生。
ただ単純化された抽象表現とは程遠く、その研ぎ澄まされた構成には厳しさと、深く我々に問いかけるような魅力を兼ね備えています。ペインティングナイフで平面としての空間と共に、時間的広がりまでも塗り重ねられたような油絵具のマチエールを眼で追う時、ふと「やきもの」の肌を愛おしむ瞬間を思い出します。
今回の『山口長男とやきもの展』では長男先生の油彩に、「やきもの」という視座から対面した時、何かまた新たな側面がみえるのではないかという試みでもあります。
現代の作品は勿論、普段当苑ではご紹介することの少ない古美術品も多く、幅広い取り合わせを致しました。
没後33年となる今尚、多くの人を惹きつける山口長男先生。その新たな魅力を感じて戴ければ幸いです。
作品No.1 山口長男 『引』 Takeo Yamaguchi
作品No.2 信楽壷
作品No.3 縄文みみずく
作品No.4 山口長男 『無題』 Takeo Yamaguchi
作品No.5 猿投瓶
作品No.6 山口長男 『岐』 Takeo Yamaguchi
作品No.7 縄文式壷形土器
作品No.8 山口長男 『曲』 Takeo Yamaguchi
作品No.9 こぶ牛形注口土器
波斯 アムラッシュ出土 紀元前1000年頃
21.0×7.2×H16.0cm
市川清箱
作品No.10 辻清明 信楽花入 Seimei Tsuji
15.7×H28.4cm
共箱(with box by artist)
平成18年 辻清明・假屋崎省吾展『火炎』出品作品
作品No.11 辻清明 信楽陶缶
15.2×14.6×H14.0cm
共箱(with box by artist)
作品No.12 鈴木治 泥象 華やぐ鳥
29.8×15.8×H55.0cm
共箱(with box by artist)
作品No.13 埴輪犬
作品No.14 山口長男 『呼』 Takeo Yamaguchi
作品No.15 馬の首
作品No.16 山口長男 『臥』 Takeo Yamaguchi
作品No.17 青釉瓶
※ ご紹介しております中には、ご売約戴いている作品もございます。
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電話 :03-3499-3225 E-mail :info@kurodatoen.co.jp
※ 写真掲載外にも多数出品作品がございます。