【陶藝家の父富本憲吉展】

【陶藝家の父　富本憲吉展】 Exhibition of Tomimoto Kenkichi

開催期間：2017年6月9日(金) ～ 2017年6月20日(火)Exhibition : June 9 to June 20, 2017

陶器の國は廣くその道は遠い。すべての事は皆さうであろうが知れば知る程ますます知らなければならぬ事が眼前に展開して來るのを覺える。恐らく、今知つて居る事は拾年後には極々小さいものとなるだろう。たゞ進むより、苦むで得るより他、その道は開けない。
富本憲吉 (『窯辺雑記』序文より)

近代の工芸界において、陶芸家とはいかにあるべきかという問いを実に厳しい視点で考慮し、制作活動を続けられていた富本憲吉先生。その作品は勿論、思想面でも現在まで多くの人々に影響を与え続けています。
今回の展示会では「京都時代」と称される晩年の代名詞「羊歯模様」を描いた金銀彩捻徳利を中心に、富本先生のトレードマークとも言える「四弁花模様」や「竹林月夜」といった創造性を持った「模様」の世界や、裸形になった人体の美しさと自ら評した「白磁」作品など、少数ではございますが逸品をご紹介させて戴きます。

作品№1 色繪捻徳利 Tokkuri, Iroe

【陶藝家の父　富本憲吉展】 Exhibition of Tomimoto Kenkichi

7.2×7.9×高13.8cｍ
共箱 / with box signed by artist
※お問い合わせ下さい / Please inquiry

作品№1 色繪捻徳利 Tokkuri, Iroe

作品№2 色繪赤地金銀彩捻徳利 Tokkuri, Iroe

作品№3 色繪金銀彩徳利 Tokkuri, Iroe

作品№4 色絵更沙文捻徳利 Tokkuri, Iroe

作品№5 色繪徳利 Tokkuri, Iroe

作品№6 色繪飾箱 Ornamental box, Iroe

作品№7 染附角箱 Square box, Sometsuke

作品№8 色繪香爐 Insence burner, Iroe

作品№9 白磁小壷 Small covered jar, Hakuji

作品№10 白磁小壷 Small covered jar, Hakuji

作品№11 白磁急須 Tea Pot, Hakuji

作品№12 染附 竹林月夜 飾皿 Ornamental plate, Sometsuke

作品№13 色繪 捻徳利ニ椿 飾皿 Ornamental plate, Iroe

作品№14 陶器弐種 Framed picture

作品№15 喫煙具図 Framed picture

作品№11 白磁急須 Tea Pot, Hakuji 　

作品№12 染附竹林月夜飾皿 Ornamental plate, Sometsuke

作品№13 色繪捻徳利ニ椿飾皿 Ornamental plate, Iroe