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箱
Box -
共箱
with box signed by the artist -
サイズ
Size - 6.3-6.5 / H9.1-9.2cm
売約済 / Sold
力強く躍動感あふれる作品を多く作る中、器の制作も行っていた嶺男先生。若くして轆轤の名手と呼ばれ、卓越した技術を身に着けていた先生は、32歳頃(1951年)、向付にヒントを得て、碁笥底の筒湯呑を考案した。後年まで作り続けられたこの筒湯呑は、細身でありながら轆轤目が美しい。素地は薄くて口あたりがよく、手取りは軽やかでしっくりとよく馴染む。こうした小品にさえ、その完成された技術と美しさは遺憾なく発揮されている。底部に「嶺」のくずしの彫銘がある。