豊饒
◇お茶◇
煎茶『雲露』 一保堂(宇治)
◇お菓子◇
落雁『銀杏』 俵屋吉富(京都)
◇器◇
柴山勝「渦巻見込金魚ゆのみ」
寺島裕二 「縞銘々皿」
たまゆらの真赤に燃ゆる秋夕は
無きもの想うもの愛(かな)しけれ
芸術の秋・実りの秋・秋空の心など多様に形容されるこの季節は、
自然・ひと・モノとの僥倖のめぐり合いによって心が満たされる。
そんな微かな余韻を歌に込めてみました。素敵な豊饒のひと時を銀杏の落雁と煎茶と共にお愉しみ戴ければ幸いです。
2016.11 | 喫茶去ブログトップ